デザイン
デザイナー宇多氏が所有する1920-30年代当時のパーソナルオーダー品と思われるコートを見つけた事から制作。
ラペルの形状やアールが効いたフランス古着らしい前立て。ポケットの形状や贅沢に取られた見返し。あえて袖口を折り返し手まつりにて処理している箇所など細かい仕様が宇多氏の好みに沿っていた古いコート。
今はなきインディゴのウール素材をデザイナー所有の1920-30年のインディゴウールを参考にして、職人の手により仕上げられた深いブルーはかなり良い色です。
袖付もアームホールが太い、ラグランスリーブにすることで、ざっくりとして大ぶりなエレガントな雰囲気が漂う。この美しいブルーが、どのような経年変化をしていくのか楽しみなコートです。
COLOR : INDIGO
SIZE : 1, 2, 3, 4
表地 WOOL 68% LINEN 32%
裏地 COTTON 100%
MADE IN JAPAN
1 身幅 63.0cm着丈 99.0cm 裄丈 84.0cm
2 身幅 64.0cm 着丈 101.0cm 裄丈 86.0cm
3 身幅 66.0cm着丈 103.0cm 裄丈 88.0cm
4 身幅 69.0cm着丈 105.0cm 裄丈 89.0cm
※ 平置きでの実寸となります。個体差もございますので多少の誤差はご了承下さい。
outil /ウティ
フランス語で道具の意。衣服を道具として捉えるとき、それはどんな役割を果たすのか。その答えを探るべく、OUTILは古くから伝わるフランスのワークウェアから多くの手がかりを得ています。素材、縫製、シルエット。ヴィンテージのワークウェアが持つ、すべての要素に息づくのは用の美です。その美しさに魅了されたデザイナーはフランス各地を幾度も訪れ、希少となりつつある伝統的手法を貫く職人たちと出会いました。現代社会において忘れ去られそうになりつつも脈々と続いていく、フランスの伝統的なものづくり。ブランドを通して彼らの生きる道、すなわち、彼らのものづくりを守りたい。素晴らしい技術や手仕事を、それを着る人々に届けたい。OUTILは人と人を繋ぐ道具として、その役割を果たしていきたいのです。